この前、NISAを見たら結構増えていた。
おお。
育っとる。
よしよし。
私は満足して画面を閉じた。
そして今日。
また見てみた。
減っとる。
なんで。
私、何もしてないよ。
昨日も今日も普通に暮らしていただけである。
なのに金だけ減っている。
勝手なことをするな。
⸻
円が強くなったらしい
調べてみた。
どうやら、
円高。
こいつらしい。
円が強くなると、私が持っているS&P500なんかは、日本円にしたときの金額が減って見えることがある。
ほぉ。
たとえば100ドル持っていたとして、
1ドル160円なら16,000円。
それが1ドル150円になると15,000円。
100ドルはずっとそこにいる。
なのに私の1,000円が消える。
なんか納得いかない。
でもそういうものらしい。
為替、自由すぎる。
⸻
じゃあ円高は嫌なのか
「じゃあ円高やめてくれ」
と思ったのだが、
よく考えたら私はまだS&P500を買い続けている。
円高なら、これから買う分は安く買いやすくなる。
……ん?
ということは、
円安になる。
評価額が上がる。うれしい。
円高になる。
安く買える。これもうれしい。
どっちでもいいじゃん。
いや。
やっぱり評価額は高いほうがいい。
見た目がいい。
証券口座を開いたときに数字がドーンと増えていると、
「フフフ」
となる。
何もしていないのに。
⸻
そして最近、もうひとつ楽しみなのが、
複利。
昔から、
「複利はすごい」
という話は聞いていた。
でも正直、
へぇ。
くらいだった。
ところが投資しているお金が大きくなってくると、だんだん意味が分かってくる。
100万円が5%増えたら5万円。
1000万円なら50万円。
2000万円なら100万円。
もちろん毎年5%ずつ増えるわけじゃない。
減ることもある。
今日みたいに、
「私の金どこいった」
となる日もある。
でも元のお金が大きくなると、同じ5%でも動く金額がでかい。
なるほど。
これが複利か。
急に面白くなってきた。
⸻
昔は月1万5000円でビビっていた
思えば、投資を始めたころの私は、
月1万5000円を積み立てるだけでビビっていた。
「こんなに入れて大丈夫かな」
と思っていた。
それが今では、
円高になれば、
「安く買えるな」
株が下がれば、
「ほぉ」
上がれば、
「よしよし」
そして、
「複利が楽しみだな」
とか言っている。
誰だお前。
⸻
投資を始めたらニュースが面白くなった
昔だったら、
「円高になりました」
というニュースを見ても、
ふーん。
で終わっていた。
今は違う。
「円高?」
「なんで?」
「私のS&P500は?」
「金利?」
「日銀?」
急に自分の話になる。
調べる。
ちょっと分かる。
また何か起きる。
また調べる。
そうやって少しずつ、今までよく分からなかった世の中の仕組みがつながっていく。
全部は分からない。
たぶん一生分からない。
それでいい。
投資って、お金を増やすだけじゃなくて、
こういうのが面白いんだと思う。
⸻
今日も私のお金は働いている。
上がったり、
下がったり、
円に振り回されたり、
なかなか忙しい。
私はというと、
できれば仕事には行きたくない。
仕方ない。
お金よ。
お前は働け。
私はなるべく休む。
役割分担である。
大器晩成、らしい。
本当に大器晩成なのかは、また次回。



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