7年前。

お金

2019年8月。

私は、投資を始めました。

月15,000円。

今見ると、

かわいい。

でも当時の私は、

めちゃくちゃビビっていました。

というか、

投資以前の問題でした。

証券会社に口座を作る。

まず、これがわからない。

楽天証券?

証券口座?

NISA?

銀行口座とは違うの?

お金はどこから入れるの?

何を買うの?

もう、

ちんぷんかんぷん。

ネットで調べても、

書いてある言葉が、

すでにわからない。

わからないことを調べたら、

さらにわからない言葉が出てくる。

どういうシステムだ。

そこで私は、

FPに相談することにしました。

ファイナンシャルプランナーです。

ただし、

なぜか一つだけ決めていました。

無料相談は、

やめておこう。

根拠はありません。

野生の勘です。

NISAの仕組みすらわからない女が、

そこだけ妙に警戒していました。

「無料ってことは……」

「何か売られるんじゃない?」

「よくわからない保険とか勧められるんじゃない?」

疑い深い。

ということで、

わざわざお金を払って、

FPに予約を入れました。

お金を増やす方法を聞くために、

まずお金を使いました。

なかなかのスタートです。

でも、

そのとき担当してくれたFPさんが、

とても親切な人でした。

何もわからない私に、

NISAのことや、

投資のことを、

一つずつ教えてくれました。

そして私は、

楽天証券に口座を作りました。

今なら、

スマホを見ながら自分でやると思います。

でも当時の私には、

証券口座を作るだけでも、

まあまあの大仕事でした。

そして、

2019年8月。

ついに投資開始。

月15,000円。

10,000円と5,000円に分けて、

恐る恐る積み立てを始めました。

毎月、

15,000円。

大丈夫かな。

減らないかな。

やめたほうがいいかな。

銀行に置いておけば減らないのに、

なぜ私はわざわざ、

減るかもしれないところへお金を送り込んでいるのか。

怖い。

でも、

老後も怖い。

どっちも怖い。

そんな感じで始めた投資でした。

それから7年。

今日、

何気なく昔のNISAの履歴を見てみました。

投資開始日。

2019年8月。

ちょうど7年前でした。

そのうち毎月5,000円を積み立てていた投資信託を見てみると、

評価額は約76万円。

評価損益は、

約プラス50万円。

損益率、

プラス187%。

……

187%?

7年前の私。

聞こえますか。

月15,000円にビビっていたあなた。

証券口座の作り方すらわからなくて、

FPに予約を入れたあなた。

あなたが恐る恐る始めた、

あの投資。

7年経って、

ちゃんと育っています。

もちろん、

ずっと順調だったわけではありません。

下がったこともある。

怖くなったこともある。

それでも、

売らずにそのまま。

気づけば7年経っていました。

そして現在の私は、

新NISAで毎月積み立てをして、

成長投資枠でも投資信託を買い、

ついには、

人生初の個別株を100株買いました。

しかも、

指値で。

「720円になったら買おう」

などと言っている。

誰だ、お前。

7年前、

証券口座すら作れなかったじゃないか。

そして個別株が数百円プラスになっただけで、

大喜びしています。

旧NISAでは約50万円増えているのに、

数百円で有頂天。

そのへんは、

7年前からあまり成長していないようです。

スーパーでは今でも、

半額シールを見つけると、

かなり嬉しい。

投資額は変わったけれど、

本人は、

だいたいそのままです。

でも今日、

7年前の履歴を見ながら、

ふと思いました。

あのとき、

FPさんに会いに行っていなかったら。

「難しいから、まあいいか」

と諦めていたら。

私は、

投資を始めていなかったかもしれない。

そうしたら、

今の私の資産も、

たぶんなかった。

人生って、

どこで分岐するのかわからないものです。

私の場合、

その一つが、

7年前に予約したFP相談でした。

そして、

何もわからない私に、

親切に教えてくれたあのFPさん。

今さらですが、

ありがとう。

あの日、

月15,000円から始めた私は、

7年後、

個別株まで買うようになりました。

人生、

何がどうなるかわからない。

だから、

とりあえず小さく始めてみるのも、

悪くないのかもしれません。

ちなみに、

今でも投資で数百円増えると、

ニヤニヤします。

大器晩成への道は、

思ったより地味です。

まあいい。

大器晩成なので。

本当に大器晩成なのかは、また次回。

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